地域連携クリティカルパス

 当院では、地域医療の取り組みとして「地域連携クリティカルパス」を使用し、急性期施設・維持期施設その他施設との連携を図っています。「地域連携クリティカルパス」とは治療内容の標準化や情報の共有、他職種の連携、在院日数の短縮化などを目的に手術からリハ、在宅復帰までのプロセスを急性期施設から在宅まで継ぎ目のない連携をすることによって患者様のスムーズな在宅復帰を目指す一つのツールです。現在、対象疾患となっているのは「脳卒中」及び「大腿骨頚部骨折」で、連携先医療機関として3施設の急性期施設と連携しています。「地域連携クリティカルパス」を用いることにより本人様や家族様に対して分かりやすい医療の提供が行えます。また、院内でも他職種間で在宅復帰へ向けての目標の共有が図れます。発病から在宅復帰までの期間において、医療機関が変わっていくことが当たり前となった今では、異なった医療機関でも患者様に対しては標準化した医療の提供が必要となっています。そういった意味でもこの「地域連携クリティカルパス」を使用することのメリットが生まれてきます。

全国各地で「地域連携クリティカルパス」を取り扱う医療機関が増えていますが、徳島県下でも徐々に広がりを見せてきており、当院においても地域医療への取り組みの一環として使用しています。患者様の生活拠点を病院から在宅へ、職員が一体となって医療を提供できるよう日々励んでおります。