回復期リハビリテーション病棟(2東) 平成25年度集計結果

 

平成25年度(H24.4.1〜H25.3.31)の入棟患者様のまとめ

入棟患者総数

総数 73
年齢
男性:36名
女性:37名
男性 75.7歳(59−96)
女性 87.3歳(69−102)
平均 81.6±10.4歳

疾患別入棟者数 

 
男性
女性
脳血管障害(高次脳機能障害を含む)
15
7
運動器
7
20
廃用症候群
14
10

 

平均在棟日数

86.4日(n=73)

 

疾患別平均在棟日数

脳血管障害(高次脳機能障害含む)

120.0日

運動器
65.1日
廃用症候群
79.6日

 

 

 

 

 

 

 

転帰(退院の状況)

 

 

 同期間での退院患者様の状況です。

48%の患者様が御自宅、社会福祉法人もしくは老人保健施設等へ退院しています。当法人として医療法人では、回復期、慢性期医療、そして老人保健施設を担当、社会福祉法人では慢性期介護と認知担当しています。高齢化に向けた社会において、地域包括ケアの一翼を担うことを目指しています。在宅が困難である患者様に対しても“地域包括ケア”と“連携”を通じて多様な退院状況となっています。

 

 

 

 

 

 

 リハビリテーションの効果を検討するため、入棟時と退院(退棟)時のBarthel IndexおよびFIMを症例数の多い下記3郡で比較しました。

 

Barthel Index

 

Barthel Index*とは
  1955年来、米国メリーランド州の慢性疾患の病院であるMontebello State病院、Deer’s Heed病院、Western Maryland病院で、ケアが自立していない神経筋、または、筋骨格系の障害をもった患者の能力を評価採点し、経時的にテストし、PTのDorothea W.Barthelが開発し、1965年Dr Florence I. MahoneyによってMaryland State Medical Journalに発表されたADL評価法の1つ
食事、移乗、整容、トイレ動作、入浴、移動、階段昇降、更衣、排便コントロール、排尿コントロールの10項目100点満点で評価します。

 

FIM(Functional Independence Measure)

 BIについては、疾患を問わず有意差が認められた。FIMについては、廃用症候群のみに有意差が認められた。
 
FIMとは
  Functional Independence Measure の略。介在量の測定を目的としたADL評価法。食事や移動などの「運動ADL」13項目91点および「認知ADL」5項目35点で評価します。

 

HDS-R(長谷川式簡易評価スケール)

HDS-Rでは、廃用症候群のみに、入院時と退院時に有意差が認められました。

 

 バルーン抜去率

 

 

入棟時のバルーン挿入者 13名(73名中)
入棟期間中にバルーンが抜去出来た患者様 8名(13名中)

 

(結果)

62%の患者様がバルーンカテーテルを回復期病棟在籍中に抜去することが出来ています。

 

 

 

 

 

経口摂取状況

 

 

嚥下訓練処方数
38
うち、経口摂取症例
24
経管栄養実施中の症例
14
経口開始例
5
経口移行完了例
2
経口摂取開始率
34.5
経口移行率
14.3

 

当院では、「嚥下造影」または「嚥下造影検査」「videofluoroscopic examination of swallowing,VF」を採用しており、医師の指示の下、摂食・嚥下障害の病態や食物の嚥下動態を的確に評価して介入しています。