回復期リハビリテーション病棟(2東) 平成20年度集計結果

 

平成20年度(H20.4.1H21.3.31)の入棟患者様のまとめ

入棟者総数
年齢
男性
79.1歳(55-95)
女性
82.4歳(51-99)
平均
81.0±9.5歳

性別
男性
29
女性
58
総数
87

疾患別入棟者数
項目
男性
女性
脳血管障害(高次脳機能障害含む 15 12
下肢骨折 3 30
廃用症候群  11 15
その他 0 1

 

 

平均在棟日数               81.5日(n=87)

 

疾患別平均在棟日数

脳血管障害(高次脳機能障害含む 119.9±55.0日
下肢骨折    78.3±24.5日
 廃用症候群  81.5±24.4日

転帰(退院の状況)

 

同期間での退院患者様の状況です。

54%がご自宅、社会福祉施設もしくは老人保健施設等へ退院しています。このグループは治癒もしくは軽快退院と考えられます。

18%は、他院を含む介護療養施設へ転棟もしくは転院しています。ADLの改善はみられますが、麻痺等の残存のため自宅等での生活にはまだ困難があるグループと考えられます。

26%は、さらに医療的なケアが必要とされ医療病棟へ転棟しています。近年の入院患者様の重症化を反映した結果となっています。


リハビリテーションの効果を検討するため、入棟時と退院(退棟)時のBarthel IndexおよびFIMを症例数の多い下記3群で比較しました。

 

Barthel Index

    

                                         (paired t-test)

Barthel Indexとは

 

 1955年来、米国メリーランド州の慢性疾患の病院であるMontebello State病院、Deers Head病院、Western Maryland病院で、ケアが自立していない神経筋、または筋骨格系の障害をもった患者の能力を評価採点し、経時的にテストし、PTのDorothea W.Barthelが開発し、1965年 Dr Florence I. MahoneyによってMaryland State Medical Journalに発表されたADL評価法の1つ          
 食事、移乗、整容、トイレ動作、入浴、移動、階段昇降、更衣、排便コントロール、排尿コントロールの10項目100点満点で評価します。

Mahoney FI, Barthel DW: Functional evaluation; the Barthel index. Md Med State J 14: 61-65, 1965


 

FIM(Functional Independence Measure)

(paired t-test)

症例数の多かった3つの疾患群での比較検討では、すべての群でIndexの改善がみられ、リハビリテーションの効果が確認できました。

 

 

FIMとは

 Functional Independence Measureの略。介在量の測定を目的としたADL評価法。食事や移動などの「運動ADL」13項目91点および「認知ADL」5項目35点で評価します。